市場をいくつかのグループ、セグメントに分類できたところで
次はターゲティングです
マーケティングにおいて、ターゲティングが定まることで
より深い戦略を立てることができます。
ターゲティングとは?
ターゲティングとは市場全体から切り分けられた複数のグループ
セグメントを特定して
どれに焦点を当てるかを決めること
つまり
標的とする顧客を決めることです
では
どのように市場を選定したらよいのでしょうか
ターゲット市場を選定する際のポイント
・十分な利益が見込める規模や購買力があるか
・市場の成長祭や競合状況はどうか
・見込み客への到達が可能か
・効果的なマーケティング戦略の実行が可能か
の4点が主に挙げられます
どんなに魅力的な市場でも
市場が小さすぎて利益が出ないのであれば事業として成り立ちません
仮に市場が大きくても
成熟した市場だった場合強豪が多く
価格競争が激しい市場となるのでやはり継続的に十分な利益を得ることは期待できません
そもそも自社の経営資源や
能力で対応できないところをターゲットにすることは不可能です
例えば
フライドポテトだけを得る専門店が流行っているとテレビで見たとしても
・自店の商圏に十分な人数のターゲット顧客がいない
・自店に遠くから多くの人を呼び込めるほどの商品の魅力や資金力、手段がない
といった場合も当然ビジネスは成り立ちにくくなります
ターゲットとして、どういう人なのか、若い人なのか、富裕層なのか、
そういう面での設定は必要です。
その上で、
きちんと利益が立つのか
自社で対応できるのか
価格競争に巻き込まれないか
という面も含めて、
ターゲットを選定し、市場を把握し、
ポジショニングを明らかにすることで、経営がスムーズにいくようになります