なぜ、stp分析が必要なの?
自社のことは一番わかっているようで、
客観的分析を行なった結果、
思い込みと現実が乖離していることは往々にあります。
そのために役立つのがstp分析となります。
stp はなんの略?
stp 分析の stp はそれぞれどんな意味があるのか
それぞれの頭文字に注目してください
s はセグメンテーションの s
t はターゲティングの t
p はポジショニングのp
から来ていることがわかりますね
セグメンテーションは市場を同じ属性や
ニーズを持つグループに細かく分けること
ターゲティングは自社の強みが活かせるであろう標的となる層
これらを明確にするものです
STPはなぜ必要なのか?
stp はこうした一連の分析プロセスを指します
ここで stp 分析には
市場や競合他社
及び自社に対する十分な理解が必要であるということに気づかれたと思います
なぜなら市場を細分化するには
市場や顧客動向を把握しておかないと分析できないからです
例えば
最新の機能を搭載したスマホが欲しい人もいれば
単純で必要最低限の機能だけあってわかりやすい住まうが欲しいという人もいます
デザイン重視の人もいれば機能性重視の人や
価格重視の人もいるなどニーズも千差万別です
STP分析の重要点、ターゲット層
つまりターゲット層を選定すること
ポジショニングはそのターゲット層が自社を選ぶポイント
つまり自社の競争優位の
ポイントを探して設定することです
ターゲティングでは、細分化された市場の中から
どこを標的とするのかを決定します。
そこから導き出される自社の商品の強みや、
ブランドイメージが生かされるような市場を選択します。
相手が誰かによって、どのような商品やサービスを魅力と感じるかは異なります。
誰でも彼でも不特定多数の相手に気に入ってもらおうとすると、
当たり障りのないものしか生み出せません。
そのような商品やサービスは、
「私はその対象じゃ無いな」と
必要かどうかの検討すらしてもらえない可能性があるんですね。