マーケティングでお客様のことを考える
このことが重要だということがおわかりいただけたと思います
顧客ー私たちが提供する商品に価値を認めて代価を支払う意思がある人、組織
お客様のことを考えるときに重要なのは次の2点です
1点目は【自店のお客様はどんな人たちなのか、どんな販売先なのか、これを明確にすること】です
時々耳にするのはいつも買い物に来てくれるお得意様だけど
・住んでいるところや家族は知らない
・部品を収めているけど何を作っているのか知らない
ということがあります
店舗であれば来店くださるお客様は○○地区の人たちが多い
また販売先が事業所の場合は業種や業態、事業規模経営状況のほか
業界動向や会社方針なども知っておきたいものです
顧客を考えるときのポイント
・顧客は誰か?ー顧客を定義する
・価値ー顧客は顧客は何を価値あるものと考えるか?顧客視点が基本
2点目はお客様は【何に価値があると考えているのか】ということです
なかなか手に入らないものには希少価値があります
同じものでも小分けにしてあるものが欲しい!
休日に受け取れるからうれしい!という価値があります
他と比べて安い!というのも価値です
価値はその人や企業が何を大切にしているのかという信念に近いものですから
すべてを理解することは到底できません
それでもお客様に関心を持ち
ライフスタイルや経営方針を知ることでお客様の理解に努め
お客さまの価値を創造することが大切です
お客さまの価値を理解するためには調査が欠かせません
これをマーケットリサーチと言います
なお、
販売個数、普及率、シェアなどを調べるのが「マーケットリサーチ」
新商品案のテストやフォーカス・グループ・インタビュー等が「マーケティング・リサーチ」
と区別されることが多いです。
調査というと大企業や専門会社が行うものと思われるかもしれませんが
そうではなく自分たちで行うことができます
お客様との日頃の会話や行動の観察から始められるものです
例えば理髪店ではお客様との雑談から
最近のうちのお客様は待ち時間を嫌うようになった
つまり早く済ませることの価値が高まっていると考えられます
まとめ